Method for Essential Capability & Creativity

教務 島村恒輝

「成長」

 夏期講習での中3の生活は、朝から授業を受け、昼は各科目の演習テストと追試をこなし、暗くなり始めるころになって帰宅。その後、家で授業の復習と翌日のテストの準備をし……。よく毎日こんなに頑張れるなぁと毎年思っています。この夏期講習で彼らはただ単に課題をこなしていくだけでありません。どうやら夏期講習を通して、勉強に対する気迫のようなものを身につけるようです。

 ある日、中2のKくんとSくんが自習にやってきました。Kくん、Sくんは、長時間集中して勉強できないタイプ。しばらく時間がたつと2人でおしゃべりを始めてしまうだろうなと思いました。その時、ちょうど中3のNさんが自習室にいたので、中2の二人に「中3が自習しているから、集中力をわけてもらってね」と伝え部屋を後にしました。

 その後、二人は普段からは信じられないくらいの集中力で自習をしていくことができました。彼らがNさんに対して、気を使った部分もあるとは思います。しかし、それをやり遂げさせるNさんは、周りの空気を引き締めてしまえるだけの気迫を纏っていたのだと思います。後輩に対して、良い姿を見せてくれました。

 中3は自分たち自身で周りを変えていく力をもつようになりました。それは『中3の夏』を通して、彼らが身につけた大きな成果です。受験勉強は、志望校へ合格するためだけに行うものではなく、人間として成長する大切な機会でもあるのだなと感じました。

2012年10月


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