Method for Essential Capability & Creativity
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TOP−S出題例A

 次のようこさんと先生の会話文を読んで,あとの(1)〜(4)の問いに答えなさい。

先生犬笛って知っているかな?
ようこ犬には聞こえるけど人間には聞こえない笛のことですね。
先生そう。笛から出る音がすごく高すぎて人間の耳には聞こえないんだ。動物によって聞こえる音や出せる音が違うのさ。たとえばコウモリはすごく高い音を出してコミュニケーションをとっているらしいよ。
ようこ高いって,どれくらいですか。
先生1万ヘルツくらいより高くて10万ヘルツくらいになることもあるんだよ。
ようこヘルツってなんですか。
先生音の高さは振動数で決まるんだよ。振動数とは1秒間に空気が振動する回数のことで,その単位はヘルツ。だから,コウモリが音を出すと,周りの空気が1秒間に10万回位振動することもあるということだね。
ようこ他の動物はどうなのかしら。調べていいですか。
先生そうだね。調べてごらん。

ようこさんはインターネットで調べていくと図1の資料を見つけました。
ようこ動物によって出せる音と聞こえる音に違いがあるのですね。
先生そうだね。ヒトが聞こえるのは20ヘルツから20000ヘルツなので,イルカやコウモリの出している音が聞こえないこともあるということだね。もし,仮に違う動物同士で言葉が通じるとしたら,会話ができる動物同士の組み合わせはかぎられているね。
ようこたとえば,ネコとコマドリは常に会話ができるけど,ネコとイナゴは常にはできないということですね。
先生その通り。ネコが出す音は760ヘルツから1520ヘルツまでで,その音をコマドリもイナゴも全て聞くことができるよね。けれども,逆にすると,コマドリの出す音をネコは全て聞くことができるけれど,イナゴの出す音をネコが聞き取れないこともあるよね。他に,常に会話ができる動物同士ではどんな組み合あわせがあるかな。異なる動物同士で考えてごらん。
ようこネコとコマドリ以外では    @    の組み合わせがあるようですね。

(1)
 ヒトが聞き取れる範囲の音を出す動物を,図1中のヒト以外の動物の中から選んですべて書きなさい。


(2)
 会話文の  @  に当てはまる動物の組み合わせを〔表し方の例〕にならって,すべて書きなさい。
 〔表し方の例〕(ネコ,コマドリ)

先生調べた図1を使って,動物同士で伝言ゲームをしたことを考えてみよう。
ようこ伝言ゲームですか。
先生ある動物Aが別の動物Bに伝言する。そうしたら今度は動物Bが別の動物Cに伝言する。これを繰り返して図1の全部の動物に伝言が伝わるようにするんだよ。
ようこ面白そうですね。
先生さっきの場合はお互いの出す音を全て聞き取れないといけなかったけれど,今度は一方からもう一方に伝わればいいからね。
ようこそうですね。さっきのネコからイナゴに伝えるのは大丈夫ということですね。やってみます。

ようこさんはどの順番に伝言したらよいか考えました。
ようこあっ,1つ見つけました。最後がイルカになりました。

(3)
 ようこさんが見つけた順番を〔表し方の例〕にならって書きなさい。
 〔表し方の例〕(ヒト→ネコ→カエル→イナゴ→コマドリ→コウモリ→イルカ)

(4)
 図1より,ほとんどの動物では出せる音の範囲(はんい)よりも聞こえる音の範囲のほうが広くなっています。このことは動物たちが生きる上でどんな利点となっていますか。あなたの考えを書きなさい。


問題Aの解答例を見る 


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